ダイエットに失敗する人に、共通点があるということをご存知ですか?
それは「真面目すぎるから」なんです。
一見すると、これだけしっかり取り組んでいるんだから良いことだ! と感じてしまいますが、実はこのストイックさがダイエットの成功を遠ざけているかもしれません。
その理由は、
この2つにあります。
例えば体重を計って、昨日より500g体重が増えていたとします。
これって、排便しているかいないかの差だったりするので、長期的に見るとそんなに重要ではありません。でも本人にとっては、大ショックです。こんなにがんばっているのに増えたと。
目の前の数字だけを見て、「増えてしまったから、もっと食べないようにしなくちゃ」とやってしまうと、本来必要な筋肉までつかなくなり、代謝も上がらず、悪循環に陥ってしまいます。
ダイエットをすることで達成したいことって、
といったことだと思うのですが、それが途中で「体重を落とす」ことに目的がすり替わってしまうのです。
特に日本人は、「女性は体重は40kg台じゃないといけない!」といったように数値にこだわりすぎる風潮があります。
でもそれが本当のゴールなのでしょうか?
例えば、ある一定期間炭水化物を食べないで10kgの減量ができたとします。
その時は成功と言えるかもしれませんが、元の食事に戻して1年後に体重を測ったら15kg太っていた。
果たしてこのケースは本質的な成功といえるのでしょうか?
極端な糖質制限を行うことで、短期的に大幅な減量は可能です。
でもそれで健康を害したり、必要な筋肉まで落ちてしまい、貧相な体型になってしまったり。
これでは目的を達成していることになりません。
またそもそもの目的は一時的に解消したとしても、リバウンドをして元に戻ってしまえばずっと悩まされてしまいます。
だからこそ私たちは「長くベストな状態をキープ」することが大切だと考えています。
リバウンドしないためには代謝に影響を与える骨格筋量を維持・向上させていく“習慣”を作ることです。
そのためには、
といった、バランスの良い食習慣や適度な運動習慣を身につけることが大切です。
P 2:F 2:C 6 の食事バランスって‥
難しいことを言っているように見えますが、実はこれ日本には馴染みのあることなのです。
そもそもバランスの良い食事というのはどういうことなのでしょうか?
BodyBaseの考えるバランスの良い食事というのは、三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)の割合が2:2:6になっていることと定義しています。
日本人が諸外国(例えばアメリカやメキシコなど)に比べ体型が整っているのは、「和定食スタイル」の文化があるからなのです。
和定食スタイルというのは主食、主菜、副菜、(汁物)のことを指します。
実はこの食事を行うことで“自然”と三大栄養素のバランスが2:2:6に近づけることが出来るのです。
なので“どう食べるか”という少しの工夫をするだけで、栄養の偏りや食べ過ぎを防ぐことができます。
そこに効果的なトレーニングを組み合わせることで、筋肉量を増やすことができるのです。
大きなストレスを感じないからこそ「継続」することができ、長くベストな状態をキープする(リバウンドしない)ことが可能になるのです。